2014-08-27

続・Webに作る事務の道具箱

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この本は、「データをざっと見ておきたい」または「仮説を上手く説明するだけのデータが取れているか」など、表データを本格的に分析する前にデータの状態を見る、Web上に用意された統計アプリの使い方を解説している。 
データを質的データ(分類コードなど)と量的データ(計測値など)に分け、質的データに関しては、(1)帯グラフを描く、(2)2つ以上に分類されたグループに関して帯グラフを描き分割表の検定をする、(3)2つ以上に分類されたグループに関して特定の項目の割合の表示と比率の検定をする、の3つ、量的データに関しては(1)相対頻度グラフと累積グラフを描く、(2)1元配置の分散分析を行う、(3)2元配置の分散分析(交互作用の分析つき)を行う、の3つをそれぞれ用意した。どれも基本的なものである。 
処理する生データは、各項目のデータが列として一列に設定されている表データを前提としている。6つのアプリは高々3列の生データの入力を必要とするだけである。生データを入力してパラメータを設定し1クリックによってすぐ結果が出るアプリである。分析に必要な前処理もアプリの中で行っている。 
第0講で簡単なアプリの動作を説明し、第1講でこのアプリを使うためにデータに対して行う準備作業を述べる。第2講から第4講では、質的データに関する3つのアプリを説明し、第5講から第7講では、量的データに関する3つのアプリを説明している。第8講では、画面に出力される表やグラフが画面からその全体をコピーできる画像データであることを強調して、念のため文書に画像を貼り付ける操作を説明した。第9講では紙のデータから効率的に表データを作成するJavascript で書かれたプログラムを含むHTML文書について説明している。もともと作業は紙のデータから始まるので、このプログラムを下敷きにして自分で画面を設計するやり方を解説している。 
入力画面は日本語であるが、出力に関しては英語表記である。使用した用語は統計用語の中でも基本的なものばかりで、各講の中で英語に対応する日本語の統計用語を説明しているので、十分理解できるだろう。

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